新千歳動物病院

北海道千歳市勇舞5丁目1番1号

電話番号0123-23-0055

ペットの病気

椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)

椎間板ヘルニアは椎間板が脊髄に向かって飛び出し、脊髄を圧迫する状態で骨異栄養症犬種に多く発症します。
ハンセン1型とハンセン2型があり、1型はダックスフンド、シーズー、ウェルシュコーギー、ビーグルなどの軟骨異栄養性犬種に多く起こり、3~6歳までの間に急性発症します。
2型はヨークシャーテリア、マルチーズ、プードル、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、シベリアンハスキーなどの犬種で、多くは成犬から老犬に起こり、慢性的に経過し悪化します。
症状は、背中を丸めるようになったり、運動をしたがらなくなったりし、背中を触ったときに痛がるようになります。ひどくなってくると後肢の力が弱くなり、ふらつきながら歩いたり、足先を引きずるように歩くようになってきます。

手術例

まず、手術前にCT、MRI、脊椎造影検査にて疾患を確定し、場所決めをしてからオペを行います。
オペが遅れると一生歩けなくなることもあるので、診断を下したら一刻も早くオペを開始します。
オペは下から神経をおしているので、その物質を除去します。
また、再発防止のために飛び出ている前後の部分を予防的に開けておくことも行います。

椎間板ヘルニア レントゲン写真

レントゲン写真

椎間板ヘルニア レントゲン写真

レントゲン写真

椎間板ヘルニア 手術中

手術中